勤労婦人のギリギリの生活
長女は大学進学で親元を離れ、長男は高校受験の真っ最中。
夫は大阪へ単身赴任。
妻は常勤の勤労者。
それでも、子供も中学生になれば自分の事はある程度できるし、保育園の時を思えば、自分の足で学校へ行ってくれるだけ、ありがたいのだ。
しかも、長男は、1歳の頃肺炎で死にかけただけで、今はほとんど病気をせず、全く幸せだ。
自分の熱が39℃あるときに子供を保育園に連れて行くのも結構つらいよ。
もっとも、専業主婦の方は、熱があっても子供を世話しなくてはならず、もっとつらいはず。
私は息子のお友達の専業主婦の方々にたいそうお世話になっているので、彼女らに足を向けて眠れないのだ。
だから、そんなに大変でもないのだが、時々ギリギリになることがある。
そう、昨日のように。
いつものように、夕方6時に退社した私。
仕事が残っていようと一旦は帰宅します。
なぜなら月曜と水曜は息子の塾があるから。
7時に迎えのバスがくるし、これ、停留所で待ってないと、容赦なく行ってしまうのだ。
日曜日にレッスンがあったせいで、昨日、夕食の食材を買っておらず、まず買い物から始まりました。もっとも、スーパーも帰りの道すがら(もちろん車)にあります。
そこで、いろいろ買い〜の、レジで遅くなり〜の、変なおばさんに段ボールぶつけられ〜ので、店を出たのが6時25分。
家に着いたのが6時35分。
玄関入ろうとしたら、父からのメッセージ「サラダ作ったから取りにこい」
ありがたいが時間がない。しかし、無視する訳にもいかず、階下の両親宅へ(我が家は完全分離2世帯なので、両親の家に行くには玄関の鍵を開けねばならない)。
サラダもらい〜の、
庭に出た犬達を回収し〜の、
脱走しょうとするシャルルを足で阻止し〜の、
サラダもらったために、片手がふさがって、買い物袋ぜんぶもてない〜の、
フォルテ、サラダを持たせろといい〜の、
それを阻止し〜の。
今夜使う食材だけとりあえず持って上がり(我が家の台所は2階)、あとはテレビ見ていた夫を呼びつけて、運搬、収納してもらう。
今日は簡単にできるカツ(市販品)丼と豚汁。
この時点で、もう45分。
やばくね?
豚汁は却下。
取りあえず出汁を暖めて、カツを放り込み(息子がタマネギ嫌いなので入れない)、三つ葉をはさみで切ってこれまた放り込み、卵で綴じようと、買ってきたばかりの卵を器に割り入れたら。
カポって。
出てきたのは。
出てきたのは。
温泉卵だったら、あなたはどうしますか?
出汁カツ温玉添え、結構おいしかったよ。
7時にも間に合ったし。
お試しあれ。